夜の読書


夜の読書で、今昔物語や怪談を収集した単行本も読んでいる。
夏なのでちょうど良い。


今昔物語集』は通して読んでみたいと思っていた。
ついでに『宇治拾遺物語』や『耳袋』もそう。
幽霊とかお化けは基本的に信じないが、
理屈では割り切れない、こうした話も読むことも教養趣味のひとつ。


学内での怪談…。
一号館の地下室は別段恐ろしいとも禍々しいとも感じなかったな。


第4合同部室の夜は確かに怖かった。
一度、門限を越えて居残ったことがある。
2部のサークルでは「門限延長届」というものを発行でき、
帰ったらすぐ寝てしまうので居残って予習してやろうと思い、
職権乱用で届けを出して22時以降も居た。


結果、何となく落ち着かず、居辛くなって30分くらいで出てしまった。
あの建物には何かしら夜は重々しい雰囲気が漂う。
大勢で居るとどうってことないんだが、独りは何となく嫌である。
あの場所で悪さはせん方がいい(そうしたヤツは何かややこしい事になってる)。
しかし、何か良い事をすると良い事があるかも知れない…
なんて言ってみる。

幽霊とは何か──500年の歴史から探るその正体

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江戸奇談怪談集 (ちくま学芸文庫)

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