2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ずっとそばにある本 ⑥『新総合国語便覧』 第一学習社(昭和53年初版/昭和60年9版)定価580円(消費税導入前)

これは、通常の書籍ではなく、学校の図書で国語科の資料集である。しかも、「審査用見本」である。 教科書や資料集は、その正式な発行にあたり、事前に学校側へ参考として このようなものが送られてくる。教員は、幾つかのものを選定して、 次年度の教科書や…

ずっとそばにある本 ⑤『中国任侠伝(正・続)』陳舜臣 文集文庫(1992/1994)

本書では、「任侠」といっても、日本で想定されるヤクザを指すものではない。 ここでの「任侠」とは、「義」を重んじること、例えば他人のためには自らの命さえも顧みない行為、ある志を遂げるために尋常ならざる決断を実行することを厭わない信念を指す。始…

ずっとそばにある本 ④『梅雨将軍信長』時代科学小説短編集 新潮社(1982/第10刷)

新田次郎は、山岳小説で有名だが、時代小説も書いている。 この本は、題こそ『梅雨将軍信長』であるが、さまざまな時代短編小説が積み込まれている。 どちらかと言えば、私は短編小説の方が好きで、 電車の中でも読めるし、簡潔かつ分かりやすく物語が起承転…

ずっとそばにある本 ③『見る・読む・わかる 日本の歴史5 自分でやってみよう』朝日新聞社(1993)

『見る・読む・わかる 日本の歴史5 自分でやってみよう』朝日新聞社(1993) 定価は2,000円。高校生向け資料書としては随分と高い本である。 この本では、野外調査や博物館資料、美術品、石碑など、幅広い資史料対象を 扱いながら、そこから何を読み取り、…

ずっとそばにある本 ②『秋に寄す』芸術新潮(1988)

今日は特別勤務。 いつもと異なる雰囲気での職場であった。 長らく居ながら、さまざまな先生とお話をしつつ、 こてまで言葉も交わさなかった先生方とも交流する機会も得た。 そうした中で、たまたま「美術(科目)」の先生と交流した。 その交流は、コチラは…

ずっとそばにある本 ①『色の歳時記』(1988)

これまで、断捨離の一環として大量の本の処分もしてきた。 やはり本が体積・重量ともに大きな存在であった。 何冊かの研究本まで処分してきた。何年も塩漬け状態であった本、勢いで外に出した本など 数を数えきれない。 そうした中で「これだけは譲らない」…

「地の目線」と「鳥の目線」

いろいろ考えたのだが、日本地理学会の春季大会(東京都立大学・3月)は、研究グループからのお呼びもなく、東京での発表ということでも… 旅費の工面やいろいな事情があって無理だろうと思ってスルーする方がいいか。 例の大阪公立大学発掘調査の原稿は提出…

人生 まだまだ これからさ …

何だか最近、風呂に入って鼻歌を歌っている。 www.youtube.com -----ジンセイ まだまだこれからさ 忍耐よ努力よ その調子 すでに世界は あなたの手の中よ ----- 今まで、想定外の出来事があったり、方向転換もあり、運も縁もあり…。まるで景気循環のようにジ…

「商店街」という概念

10年ひと昔というが、なるほどそうなんや。記録した映像で、これが長年反響がある。 www.youtube.com「商店街はなぜ滅びるのか」という命題で研究した書物もあるが、商店(街)といっても数年単位で変化してることは事実。 www.youtube.com 既に昭和40年代頃…

令和4年分確定申告書等作成コーナーを公開しました…とさ。

複数の源泉徴収票や雑所得ある給与所得者は、確定申告の方がいい。転勤や出向(例えば、府立から私学・国立附属へ)とか、転居や何らかの大きな出費(例えば医療費など)がある場合は、確定申告で納めた税金が還付されることがある。令和4年(年内とか年度と…