本当にそうなのか?


今日はぜんぜんヤル気が起こらないので家で寝てました。
学情で借りてきた数冊の本のページをアチコチ摘まみながら
ダラダラ過ごしてました。


峯先生(社会科教育法)が講義で言っていた加藤公明先生の本があった。
【 授業づくりの本・日本史討論授業のすすめ方 日本書籍
主体的に歴史を学習し、討論や意見交換で自らの歴史認識を発展させ、
なおかつ科学的論理的実証的個性的な能力の獲得をめざず
「考える日本史授業」とはどのように実践すればよいのか。
本の内容を消化するには時間はかかるが、良質な授業実践参考書である。


あとこのような本も借りてきた。
【 戦前の少年犯罪 管賀江留郎 築地書館
この本は戦前の未成年者犯罪のデータを集積したもの。
サイトで公表されていたものが書籍化した本である。
【 少年犯罪データベース http://kangaeru.s59.xrea.com/
青少年犯罪の増加と凶悪性を懸念する現代社会に対して
戦前における青少年犯罪の実態と統計資料をもとに
事実から現代社会における青少年犯罪の認識を検証するというものである。
要するに「戦前の方がもっと酷かった。現代の認識はデタラメ」というもの。
著者の経歴は不明で、内容は個人的主観を多々覗かせる部分があるが、
統計資料により正確性を求める以外、資料としてよい啓発書であると思う。
というのも、最近教職の講義に出ていて、やたら少年犯罪の残虐性
犯罪心理の不可解さへの指摘が気になっていた。
教育が社会と密接になる(報道含)ほど、より際立つことなんだろう。
現代の青少年の行動や心理は別として、統計や資料をより吟味し、
社会や時代という背景的要素を取り入れて多角的に検証してみることは
何事も重要である。でないと我々はウソの刷り込みをさせられることになる。

今の学生はshyなのか?
俺の感想としては、オシャレで清潔感があり、合理的で、適応力があり、
分相応な自己実現をし、アブナイことは決してしない。俺と比べての話。