ゆとり教育


1限目「社会科・公民科教育法Ⅰ」。
ゆとり教育と総合的学習の時間の理想と実態について。
この授業では割と分散した年代の教育課程を受けた受講者が居る。
モロゆとりも居れば、ゆとり以前も居る訳だ。
世代や学校で、ゆとり教育の時間の使い方も様々であるようだ。


俺の頃は、偏差値輪切りと受験地獄の渦中にあった。
猫の目入試と揶揄されるようなコロコロ変わる受験システム、
1点の差が合否を決める苛烈な競争があった。
自ら学ぶ動機も進学の希望さえも偏差値で決まったのだ。
どの世界にも競争や選抜があるのだが、俺にとっては暗い記憶しかない。
だが、そうした経験と反発みたいなものが、
今の俺のモチベーションの原動力であることは確かである。



2限目「現代経済学入門」。
厚生経済学の基礎、生産者余剰と社会余剰について。
何だが最近、ミクロ経済学が面白くなってきた。
エルメスについての本を読んだことがある。

エルメス (新潮新書)

エルメス (新潮新書)

最高級ブランド品の供給および価格設定は、供給者主導である。
高付加価値感覚を基調とし、価格は他の消費財に媚びず高価で、
品質もブランド品として世間に認めうるものとして最高レベルを目指す。
そして消費者もそれに呼応しており、需要供給のバランスが成っている。
これをグラフで書くと、どうなるのかな?


放課後はいろいろとこなしてから帰る。
週末に久しぶりにイワシ亭で宴会する企画を組んだ。
その前にゼミの課題、卒論研究報告を仕上げておかんとな…。


21時57分下校
22時29分帰宅