時代の境界


年末で時間が取れないので、昼休みを利用して堺東で用事を済ます。
年末なのに普通の雰囲気だった。
もはや官公庁がなければ食ってけないような街。
前はもっと楽しみが多かったような街だった。


90年代前半、週末になるとよく堺東に訪れていた。
レンタルしに行ったり、飲みに行ったり、買い物したりしたもんだ。
どんなんだったかと言うと、人が凄く多かったし、
何事につけ堺東で何かをすることが個人でも集団でもよくあった。
ニチイや長崎屋などの店舗もあり、高島屋アップルも充実してた。
ダイエーが入ってたジョルノはすごく繁盛していて、
階上にある大型本屋にはいつも寄っていた。
昔っから、いろいろ写真を撮ってるが、全盛期の堺東の写真はない。
記憶のみにしかない当時の賑やかな風景を、
今は遠い目をしてオーバーラップしながら再現する他ない。


俺が大学の現役生と同じ20歳前後の時は、過去と見比べて、
昔は凄かったという逸話をよく聞かされていたような印象がある。
ともすれば、これは俺がそうし経験を繰り返ししていることとなるのだろうか。
兎に角、自分は今は寂しい街かもしれないが、その街のある時代を
よく楽しんだのだ。だから今もこの時代を受け入れて楽しむことが、
いい生き方なのかなとよく思う。


さて、大学サイトを覗くと橋本市長から法人統合への打診があったようだ。

http://www.osaka-cu.ac.jp/pr/corp_integration/20111228090000.html

今は成り行きを見ていこう。
俺って、何故かいつも時代の境界に立たされる性分なんやな〜。