時代考証


ようやく目下の課題を全て完成させた。
恐らく一段落して中休み的自由時間の後には、
再び課題の山が来るので、やっておきたいことの内職に励む。


教養のために、2部の講義を受けているのだが、
その中で時代考証のお話があった。
某公共放送では、時代考証についてかなり綿密に事前調査&裏付けを
行っているらしい。ドラマとなればある程度の誇張も演出としてあるが、
当時の風景や行動、様式、慣例などについては、ちゃんとしているようだ。
三丁目の夕日なんて、誇張と誇大演出は否めないが、
時代を演出するドラマとして、映画としての娯楽性を考えれば、
ソレはソレ、コレはコレと分別つけて観る方法もある。


大学生には就活の件もあって、1990年前後の頃、
俗に言うバブル景気時代が羨ましい良い時代だと思われるかも知れない。
実際に、良い時代、面白い時代であったのは確かである。
あの頃に4回生だった友人の下宿に行った時、
企業からダンボール満杯になるくらいの案内パンフが山積になっていた。
選り好みしなければ、底々どころかある程度安定した企業に就職できたようだ。
大量採用の時期でもあって、会社の同期はかなり多いらしい。
でも皆が皆、扇子持ってお立ち台に上がっていたり、
1万円札をフリフリしてタクシーを呼んだ訳ではない。
地上げが深刻で暴力団がウヨウヨしていてのはホンマ。
路駐茶飯事、飲酒運転も茶飯事だった。
事ある毎にパーティーがあって飲み食い放題はいい思い出。
兎も角、改めてその時代を検討するということは、冷静さ必要だ。

21時35分下校
22時05分帰宅