2部の形見


学情最上階から見る第4合同部室】


11月30日のシンポジウムで写真係もしていたので、
当日にそのSDデータを渡していて、DLした後にSDを返却しますという事で、
連絡いただいて大学史資料室へ再びお邪魔した。


そのついでに資料室へ収める予定の資料を整理したのはいいけれど、
これでいいものかと吟味してもらった。
いろいろあって、今後は資料室へ行くことになりそうだ。
2部サー協資料収蔵の件と、それに関する紀要はほぼ確定である。
別件で、建築史的なものも同時進行で進めるつもりである。


第4合同部室(2部サークル棟)は、学内でも結構古いものである。
この建物は以前、ボイラー室として活用されていて、
いつのまにか2部のサークルBOXとなっている。詳細な経緯は不明。
一号館の竣工が1934年(昭和9年)であるから、
恐らくその直後には竣工していたようだ。端的に言うなれば、
第4合同部室は戦前期の建物で学内に残るモダニズム建築の忘れ形見である。
そうした経緯がおぼろげながら判明し出して、
自分の根倉を調べることとなったのである。
兎に角、俺の分類・収集・整理などという性癖が役立ちそうで良かった。