タコ足

旧ボイラ室のコタツ研究室。
この前やったように写真撮影や(2部写真部の本業)、
パンク修理もやるというサービスもやってるのだが、
まぁよく言う用務室のような存在である。
そうした場所でも印刷・水道設備完備の、とりわけ文学・経済学の
資料をデポしてるので、研究室代わりとして使っている側面もある。
経済学研究科棟には院生専用室が個別にあるのだが、それは辞退した。
今年は院生も多いことだし、別棟である研究室が立ち退きらしいので、
余計に居住密度が高まるのでその方がいいのだ。
(というか、誰か居ると勉強できないタイプなので…)
旧ボイラ室は、騒がしくないといえばそうではないが、
学内きっての一等地だし、たまにライブ演奏が聴けるから良い。


それはそれとし、この旧ボイラ室の最大の欠点は、
「夏はサウナ・冬は冷蔵庫」という環境で、さすがに夏はかなりキツイ。
それで夏場は時折、先生の研究室を使用することが多い。
そこには研究に使えそうな資料もあるので、いい環境である。


ところが最近になって、問題が出てきた。
その問題とは先生の研究室を使ってることが問題なのではない。
自分のやっているお勉強拠点が分散化してしまってるのである。
いわゆる「タコ足」になってしまってるのである。
昨年までは旧ボイラ室で補完していたのだが、今年になって、
資料の入手、閲覧、機器の有無や性質・研究業務の都合によるもの、
研究科の違い、その他いろいろでアチコチ出入りすることが多くなった。
旧ボイラ室はネットが使えない。よってネットは院生共同PC室。
大学史論文を書いていても、その元の資料は学情6階。
その学情でも、資料閲覧の都合で地下から8階までアップダウン。
図や写真の加工は自宅のPCが優位で、学内ではイマイチ。
このように今まで通りでは行かないようになってきた。
基本的に自宅では勉強はしない。自宅は風呂と寝る場所に特化していた。
今や、旧ボイラ室・先生の部屋・院生PC室・学情地下と6階と8階・
文学研究科教室・自宅というように業務内容で分散化してしまっている。


春が盛りになり、やがて夏が来る。その前に対策を練ろう。