地理院地図電子地図

昨日、巡検に行って確認作業をしていた。
大和川の付け替えによる影響に関する河内平野の実情については
直接その場所に行ったことも、よくよく調べた事もなかった。
付け替えによる治水と新田開発による石高増加の見込みがあったと、
鴻池新田会所では聞いた。
堺も新大和川により大きな影響を受けた地域である。
その影響はむしろ土砂堆積による港湾機能の低下と、
住吉(大坂)との物理的分断などというマイナスな視点が多い。


鴻池新田は経営も上手くいって繁盛したようだが、
周辺はもともと低湿地帯だったので、洪水には悩まされたらしい。
確かに調べてみると土地の高低差は低い。
国土地理院のデータを拾って、当時の旧大和川の流路を確認した。
このデータ、なかなか使えるし面白い。


地理院地図電子地図WEB」
http://portal.cyberjapan.jp/site/mapuse4/?z=5#z=5&zoom=5&lat=35.99989&lon=138.75&layers=BTTT