シンメトリー

ある調査研究のついでに、昔の市大の写真を見たりするのだが、
今のように緑豊富になったのは、この十数年くらいのことのようだ。
戦前期はそもそも出来たてで植樹も充実してなかったし、
戦後(接収期を除く)はワシントンヤシモドキのモサモサから始まって、
アチコチの構内で植樹&緑化が進んだみたいだ。
今となっては背の高い椰子の木が印象的な一号館前に見られるように、
現在の市大の園芸関係は充実している。
(しかし、一部の区域がジャングル化してる所もあるが…。)


前にドコカで聞いた話だが、確かに市大は緑が豊富なものの、
管理は他の大学(特に私立大学)と比較したら、公園レベルだと。
貶されたのか、単に比較された話かは分からないがそうらしい。
私立大学は結構¥かけてるからね。
まぁ、そこは、市立大学と私立大学の経営や管理の違いであって、
市大は野生の植物が溢れてて面白いといえば得した気になる。
タヌキやマムシ、デカいネズミやイタチが出るくらいなのだがら、
市大には自然があるのだ。季節感を味わえる大学である。




そう言えば最近、剪定作業したはずの第3合同部室
(旧学部暖房汽罐室・現第4合同部室の南隣り)には、
早くもジャングル化しそうな勢いで草が生い茂っていた。
よく見ると、小さな花が咲いていた。綺麗なシンメトリーだ。