徒手空拳


前期期間中に提出すべき研究報告書の作成に勤しむ。
明日からオープンキャンパスがあるのだが、台風接近の影響が出そうだ。
自分が居る経済学部(研究科)がどんなコトをやるのか知らないが、
文学部の方は毎年毎年気合が入っている。
2部出身だし、研究科所属となれば、オープンキャンパスについて
余り関心は無い。寧ろ過去にオープンキャンパスの日に、
2部サークルの大掃除をしたことがあった(2010年)。
1部は夢と希望で盛り上がり、2部は店じまいとゴミの始末。
あまりいい思い出ではない。



前期が一段落してから、助言教員の研究室へよくお邪魔する。
そこで頼まれていた戦前期の大阪における中小企業についてのリサーチについて、
文学部関係で持っていた資料と自分の覚えを提供した。
戦前期は西九条付近に中小工場が集積していて、
それは主に借家改造の零細工場群であった。
計量分析では役立ちそうもないが、参考にと資料を提供した。

安治川物語―鉄工職人夘之助と明治の大阪 (都市叢書)

安治川物語―鉄工職人夘之助と明治の大阪 (都市叢書)



あといろいろ話していて「徒手空拳」なる語を得た。

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手に何も持っていないこと。
また、何かを始めようとするときに、身一つで他に頼むものがないこと。
徒手」「空拳」は、ともに素手の意。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/idiom/%E5%BE%92%E6%89%8B%E7%A9%BA%E6%8B%B3/m0u/

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そう言えば高校卒業以来、カネ・コネ・モノもなく、
右足が水面着いて沈む前に左足を出して、左足が水面から沈む前に
右足を出してという人生を送ってきた。
今後も自分の人生にカネ・コネ・モノはなさそうなので、
不安定な境遇を逆に楽しむかのように過ごすコツを身に着けたいと思う。