京街道の巡検

24日は大阪市立すまいの情報センターと本学文学研究科が連携して
開催する「まち歩きツアー」の下見巡検である。
昨年は中崎町界隈を下見して、正式な開催までお付き合いさせていただいた。
今年度は京街道ということで京橋から守口の手前まで歩いてみようというもの。
まずは集合場所の京橋駅北口へ行く。
滅多に来ないが、京橋北口の雑踏は大阪でも独特なものがある。



京街道は淀川沿いに開かれた街道で、当初は大坂城京橋口を起点とし、
片町・蒲生・関目・今市、そして守口・枚方・橋本・伏見を経て、
京へ至る交通路であった。
その名残は現在も残っており、それを散策することがツアーの内容である。



「ドイツ光線」とは光学療法らしい。
街道跡や各所も名跡を探しながら北へ進んでいく。
途中で旧城東貨物線(おおさか東線建設線)に当る。
昔は蒸気機関車が昭和47年頃まで現役で走る線路だった。

千林へ入ると、懐かしげな駄菓子屋や上手そうな食を売る店に関心が行く。



千林商店街へ入る手前で、角屋のモナカアイスを戴いた(1個70円)。


千林商店街は結構活気のあるところである。
ダイエー発祥の地である。塩ラーメンの「千林ラーメン」という
ものが記憶にあり、探したが見つからなかった。食いたかったな〜。
商店街のはずれの長屋も見てきた。



ペットボトル入りの濃厚ダシを売る自販機があった。
間違ってガブガブ飲んではいけない。

迷路のような商店街を巡検して予定の太子橋今市ではなく、
千林大宮駅巡検の終了となった。
天神橋筋六丁目駅まで戻って、ネパール料理の「カンティプール」で
打ち上げを行った。辛かったけど美味かった。
地酒の「チャン」を呑んだが、濁酒のようで美味い。

ネパール家庭料理入門―日常食ダル・バートから祭礼食マスゥ・マッツァまで

ネパール家庭料理入門―日常食ダル・バートから祭礼食マスゥ・マッツァまで