杉本町校舎返還運動 −かけがえのない私の青春時代−

また非常勤のお仕事の日なのだが、ある文献をOCR光学文字認識)で
テキストに起こす作業をした。
お題は『杉本町校舎返還運動 −かけがえのない私の青春時代−』というもの。
大阪市大杉本学舎は長らく米軍によって接収されていた。
接収解除に向けて運動が起こり、その中心的な役割を果たした学生だった
著者がその経験を振り返って書いたものである。

著者はこれを書かれた後に亡くなられた。
退役された方がよく書かれる、読み手としてはジェネレーションギャップを
感じる記述箇所はあるものの、当時の学舎返還運動にどう関わり、
どのような努力をしどのような出来事があったのかを
せつせつと書かれていることに興味を覚えた。
著者は運動による学舎返還の達成後にエアポケットに入ったようで、
いろいろと苦労はされたようだが、運動に関わったことに
後悔はしていないそうである。
何となく自分と通じるものあったので、作業であるにしても
興味を覚えた文献であった。
努力したのだがら、何らかの報い、慰めくらいあっても良いのだろうが、
世間の風は意外と早く覚めて何事も無かったように時が過ぎる。
だが、努力したこと経験したことに後悔が無いほどに
自らの自信としてしてきた著者に敬意を表したい。



腹が減ったので久しぶりに学食を食う。また麺類。
この作業に絡む仕事が終わった後に内職をする。
コマ切れで見るよりも俯瞰して見る方が戦前期の街の様子が分かるかなと
思って、旧2部写真部の設備を使って広域空中写真を作成した。
どっかに頼んでカネ出してやるもんでなく、見た目はショボイが十分に使える。
ウチの歴代2部サー協が溜め込んだストックと設備と技術力をなめんなよ!

有坂銃―日露戦争の本当の勝因 (光人社NF文庫)

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ガンダムが教えてくれたこと

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