堺市パラパラ空中写真

国土地理院で閲覧できるもので羅列する。
「主題図(地理調査)|国土地理院」より。
http://www.gsi.go.jp/kikaku/index.html


1945〜1950年。




1961〜1964年。




1974〜1978年。



1984〜1987年。



2007年。



次に国土地理院の個別の空中写真や
大阪市航空写真、Google Earthを用い並べる。




昭和3年大阪市航空写真・筆者加工作成)
堺港にある現在の大浜公園あたりは大濱潮湯や水族館などの
娯楽施設が立ち並ぶエリアであった。
沖に伸びる桟橋が見え、料亭も見える。
宿院山之口商店街が白い筋で見える。
白い幌で商店筋をアーケードのようにしていた。



昭和17年大阪市航空写真・筆者加工作成)
アジア・太平洋戦争が始まっているが、
市街に緊迫した雰囲気はない。戦前期の街の面影を見ることが可能な
空中写真であろう。



昭和20年6月(GHQアメリカ爆撃調査団文書)
堺大空襲前の堺市街地の様子。
建物疎開による空地がよく見える。この後に堺大空襲があり、
ほとんどの家屋が灰燼に帰す。



昭和23年(国土地理院空中写真・米軍撮影)
空襲によって、かないの区域が焼き払われた。
現在の堺旧市街地最北部と北東部は被災を免れている。



昭和35年国土地理院空中写真)
戦災復興事業によって、新しい区画が整備される。
現在の堺市街地の新しい骨格が出来上がった頃。



昭和39年(国土地理院空中写真)
臨海部の埋め立て事業が開始され、堺市は環濠エリアを超えて
現代都市へと発展していく。



昭和56年(国土地理院空中写真)
ある程度、現在の都市形成に近くなってきた頃。
阪神高速湾岸線はこの後に建設される。



2014(平成26)年現在。

教科書には載っていない!戦前の日本

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東京の戦前 昔恋しい散歩地図

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