仕事でやっているデジタルアーカイブで、
ウチの大学新聞をデジタル化している。
やっと半分くらい仕上げた。今は昭和40年代の新聞なので、
前のように持つだけでボロボロ崩れ出すようなことはなくコツコツ進んでいる。
昭和20〜30年代半ばまでは、学内の出来事など柔らかな記事が多いが、
それ以降は学生運動も激しくなるにつれて学内生活に関する記事は
少なくなり、割とアッチ系(思想・左翼系)なものが目立つ。
「官憲・帝国」といった言葉が多いのだが、一部現実味なコラムもある。
さて、昭和50年代になったらどんな感じなのか今から楽しみである。
目立つ新聞広告といえば、就活期の企業が出した広告である。
昭和40年代の大卒初任給は3〜4万程度。その他手当あり。
応募は履歴書・身上書・場合によっては推薦状、それと健康診断書と
成績証明書と「戸籍謄本」である。
このご時世、就職の応募で戸籍謄本の提出などあり得ないか、
面接でしつこく家族構成や居住環境など聞いてくる企業は今も確かにあるな。
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