大学教授の給与

某サイトで大学教授の所得、源泉徴収票が挙がっていた。
http://kanakotakayama.blog.eonet.jp/default/2014/07/post-c783.html



月々の総所得が55万円で、可処分が40万円程度。
住民・所得税、それに社会保険料(厚生年金と健康保険)の天引きが
凄まじい。累積課税と年金と保険料のパーセンテージの近年の上昇から
すれば、儲けるほど損をするような感覚にはなる。
賞与で補てんされるような形で12カ月分の所得が確保という感じ。



これを高いのか安いのかということがネットで議論になってるようだ。
単純な見方では、国立大学教授でこの年収(可処分)は低い。
これでは、高等学校教諭の年収と同じくらいかと思われる。
ただ、大学教員の場合は労働裁量制であるし、
大学から基本的な研究費も出るので、諸経費のことを考えれば
高いか安いかということは判断しがたい。


ここ数年の間でも大学に居る、と様々なカネの話も耳に伝わる。
大学教員の給与も、だいたいこれくらいかなということが
先の給与明細を見て当たっていた。
身勝手に働いている自分の時給より、地べたで働いている人の
時給が低いというのも、申し訳ないということもある。


非常勤の自分にとっては、そのくらいあれば十分生活できるし
奨学金も返せるし、貯金もできるわな〜としか感じない。
ちゃんとちゃんと出てくる安定した所得と保障が約束されるってことが、
如何にこの世の中で重要で、貴重で幸せなのか…分かるかな?