母校史

学部講義のTAで、市大付近の土地区画整理
杉本学舎の戦前期の様子を話してほしいということで喋った。
高校では通40人がマックスの授業だが、200人以上を相手はこれが初めて。
やはり市大生でもなのか、自分の大学のかつての姿には興味があるようだ。


本館地区の南端に大きな溜池があったこととか、
理工系学部のエリアが一面の田畑であったということとか、
また、大学(当時は大阪商科大学)周辺には人家が殆どなく、
店舗なんて無かったということとか…。

たった、されど80年でこれだけ景観が変化するという現実は、
さすがに自分でも驚きである。


(1). 学部本館(現・1号館)
(2).図書館(現・サポセン)
(3).書庫(現存)
(4).経済研究所(解体)
(5).学部暖房汽罐室(現・第4合同部室)
(6).学部グラウンド(法学部棟・文学部棟・経済研究所棟など)
(7).高商部校舎(全学共通教育棟一帯)
(8).予科校舎(現・2号館)
(9).体育館(現・第1体育館)
(10).予科・高商部暖房汽罐室(解体)
(11).武道場(火災で焼失)
(12).葛原池(構内の溜池・消失)
(13).杉本町駅(現・JR阪和線杉本町駅

大学の歴史 (文庫クセジュ)

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大学の誕生〈上〉帝国大学の時代 (中公新書)

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日本の大学制度―歴史と展望―

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