山ネタ集・一泊目

当分の間、山の小ネタで我慢して戴きたい。<(_ _)>



今回の火器は、自分が常時使用しているホエーブスという
オーストリア製のバーナーを使いました。
ポンピングのある大きい方を№625、プレヒートの方を№725と
種類がありますが、ここで使うには№725です。
高校時代はそれぞれに大ブス・小ブスと愛称していました。
今頃、このような火器を使う登山者は殆ど居ないでしょうね。
燃料はホワイトガソリンです。要領され掴めば、ガスボンベよりか
火力効力及びパッキング効率でも無駄の無い備品です。
メンテにコツは要りますが、ここ数十年はこれを使用しています。
珍しいものなので、よく ネ申 才及 い されます。


つまりは昔はよく使われたものだが、どのような高地でも
美味しいゴハンが焚ける備品であるという事です。
このホエーブスはリビルトですが、缶は高校山岳部当時のものです。
当時のホエーブスも使えますが、予備でストックしてあります。
缶には高校の山岳部の銘記があります。この備品は俺が卒業後に高校を
訪れた時に、棄てられそうになっていたものを譲り受けたものです。
その当時の高校山岳部も様相が変わり、ホエーブスの使用方法も
伝授されなくなっておりました。
モノはリビルトですが、本物や缶を見るにつけ、よく残っていたなと思います。
缶だけでも1984年(昭和59年)以降のものでしょう。



現役当時、これを使ってました。
そして、今回使うとはね。感慨深いです。
2009夏山では、よく重宝しました。ゴハンも失敗なく炊き込めました。


いつも、どのような山行やキャンプでも、このホエーブスを
持参します。自分にとっては旅の重要なアイテムです。
山や旅でも、いつも使う備品を装備して行きますが、
このように愛着のある備品を持てている事に嬉しさも感じます。
道具とは、如何に使いこなせ、信頼できるものであるかが
大切でないかと思います。