恒藤恭


午前に明日の段取りして、午後から学内。
最初の2時間は菓子食いながら本読んでて、昼寝する。
起きて下校まで試験勉強してましたが…
結局、勉強に使えた時間は有効時間の1/3程度。


部室では読書に事欠かなくて、今日は「学問のススメ(現代語訳版)」、
最近は新田次郎の山岳小説を摘んでいます。
何故か国語便覧、高校の国語の副教材があってそれも読んでた。
芥川龍之介 府立三中→一高→東大という中産出身エリート。
古典を主題とした小説多数。日本純文学草創期の小説家。
芥川は結構勉強ができたらしい。しかし一高は次席だった。
首席は恒藤恭、ウチの新制大学時の初代学長です。
芥川と恒藤は、他の奔放な学生と違って植物園に行ったり、
武蔵野を散策しながら哲学談義するという違う意味でマセた学生だったらしい。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/43385_17882.html
恒藤は京大へ進学したが、もし互いに距離の近い状態だったら、
芥川の遍歴や、自殺といった結果は変わっていたかもしれない。
小説を読むにも、こうした作者の背景も知っておくと尚楽しめる。


21時08分下校
21時42分帰宅