教師の学力


ちょっと疲れた。写真部で寝た後にメシ食って教室に行く。


1限目「社会科・公民科教育法1」。
まず公立高校入試の試験をやってみる。


8世紀初めにあった事柄はどれか?
壬申の乱
② 十七条憲法制定
③ 和同開珎鋳造
④ 墾田永年私財法


それぞれ672年、604年、708年、743年という事で答えは③。
和同開珎は古銭市場で30万円くらいするらしい。
社会科教育内容の系統主義または経験主義かの主軸の履歴を
追いなが社会科教育とはどのようなものなのか考える。
俺が高校生の頃は記憶とテクニックの受験であった。
一次試験の日本史Bの点数は98点だったが、今でも50〜60点は取れる。
どういう勉強したかというと、歴史をそれぞれ政治、経済、文化、事件
などと分けて流れで時代を把握するという自習ノートを作っていた。
時代は区分だけど、歴史は流れやな〜とその時はよく思いました。
んならオマエ、東大の試験くらい解けて当然やろ?と言うだろうけど、
それはちょっと無理。得意とか記憶とは違うあるものが求められる。


【東大日本史・解法の研究】
http://www.ab.auone-net.jp/~tsuka21/ronjutu/toudai/toudaixx.html


でも、98点の自慢話できるくらい自信過剰な方がいいと思うよ。教育現場は。



2限目「現代経済学入門」。
教室へ向かうとS先生が学内掲示版をしげしげとご覧になっていた。
お声を掛け、山岳部のポスターを紹介した。
講義では効用最大化を基本に予算線と無差別曲線の関係を図式を基に、
経済学的にみる消費傾向の基礎的概念を教授される。
終講後、改めてS先生の研究室でご挨拶した。
今までいろいろな研究室行ったけど…重かったな〜(´ω`;)


自宅へ帰ると、いつも上高地でお世話になっている方から封書が届いてた。
元数学教師で、今は定年退職していろいろな活動をされている人である。
いよいよ念願の日本一周をするということであったが、
東北の地震のボイランティアも視野に入れて全国行脚するようだ。
この方から教育現場でいろいろあった話をよく聞いた。
教科のことより、まさに生々しい「現場」の話が多かったな。
一応、元数学担当だったんで、東大の数学の問題が解けるか聞いた事がある。
できないらしい。ってかアレは別物とか言ってたな。


ひさしぶりによく降る雨の中で下校する。
因みに先の問題について、俺は間違えた。④×
21時58分下校
22時31分帰宅