七つの大罪と美徳


台風接近と講義の行方が非常に気になる日となった。
雨の止み間に登校したのもの、大和川付近で雨粒掃射された。


集中講義の産業経済論は今日で終わる。
最後にレポにも関係あるレギュラシオンとコンヴァージョン理論の
おさらいをした。経済学で普段は無視する企業の動的法則性を
見出しながら、経済学のを別の側面からの解釈しようとする再検討的試みは、
面白いと思う。研究って誰もやらんことを真剣に取り組むのに真価があるから
研究っていいな〜と思う。企業はそうじゃないからね。


政治学史はマキァヴェリの君主論
そもそも人間は堕落した欲望至上主義なのだから、
力と恐怖支配するか、自己・連帯責任のように
法によって管理維持されていくべきか。
理性を信じた古代の思想が、中世になって随分変貌しました。
理性を信じて統制を重んじてきた時代と、人間の本性を見極めて、
統制の在り方を物理的、社会的効力により実現しようと考えた時代へ…。
この後はどうなるんだろう?



教科書にあったキリスト教的な徳を述べた箇所が非常に興味津々。
知恵・節制・勇気・正義・慈愛・信義・信仰
これ、七つの美徳だな。その正反対の七つの大罪は、これに反比例する。
強欲・嫉妬・怠惰・憤怒・色欲・強欲・傲慢
いろいろ語句的解釈が違う場合があるが、これには物凄く興味ある。
映画で衝撃を受けたから。
http://youtu.be/1giVzxyoclE


確かに人間何をするにしても、人の道を外れたらヤバイ。
単純に自分の行動でも、そういった事を考える事がある。
自由で会社から許され、財布を気にすることなく、人や時間に縛られず、
俗世律を排し、楽しみを追求し、営利や名誉を求めない旅は、
今まで幾つか楽しいと感じる旅の中で最も充実したものだったなと
振り返ると、人間そんなもんかな?と思う。


暴風警報発令で講義は途中で終了。レポは宿題となった。

居るかな〜と思って、研究室のお邪魔していろいろ談義してた。
あとは、荷物をまとめて早々と帰宅した。
風が強かったので、雨雲が吹き飛ばされて濡れずに帰還できた。

19時55分下校
20時33分帰宅