非効率な日


0限目に間に合うよう懸命に自転車を漕いでいたら、何だペダルが重い。
どうもパンクだと気付きつつ、何とか学内まで辿り着けた。
パンク修理は放課後と言う事で…。


0限目「社会学概論Ⅰ」。
経済のグローバル化に伴う非対称性の現状についてビデオを観る。
有力企業(関係)の発注を受ける途上国の労働環境の杜撰さを
露したものである。要するにコンプライアンスとか社会貢献とかいう
文句を謳っている企業がある。そしての下請け、
それも人件費の安い途上国に集中した
儲けと効率を至上とした劣悪な労働環境が存在する。
その両者の対比と、我々が享受する商品としての恩恵を皮肉に諭させる。
上手くは言えないけれど、この非対称さを解消するという答えは、
今の資本主義社会、利益の追求と効率化を目指す経営者側にとっては
無理難題な課題だろう。
講義後はコメント提出なのだが、正直回答に悩む。
今の俺にとっては、申し訳ないが、
企業は利益の最大化を、どのような手段を講じようとも成し遂げる
覚悟を持つことこそ社会に生き残り、メシの種だと認めている。
そんな意見に真っ向から対立する経営者に一度会ってみたいわ。
本当は認めたくないのだけれど…。


1限目「経済統計論特殊講義B」。
集めたアンケートのデータをエクセルの乗せていく。
俺はあまりエクセルを使わないので難儀するが、結構いいデータは
取れたと思う。どんな結果になるかは今後の進展次第。


2限目「社会保障法」。
生活保護における保護費の計算の概要。
計算の行程がややこしいのが役所関係ならではです。
しかし担当官によって査定の判断が違うとか、対処の方法が異なるというのは、
やはり勉強不足なのと、見極めの甘さなのかな?
お役所で一番的確かつ仕事が早かったのは税務署だった。
改革前の社会保険事務所は最悪やったな。次に職安と労基。
前は結構いい仕事してたんだけどなぁ…。


放課後はパンク修理。
山岳部にあるポンプと写真部にある補修キットで修理完了。
今日は効率の悪い一日だった。
21時57分下校
22時31分帰宅