0限目「社会学概論Ⅰ」。
半陰陽についての映像を観て、感想を述べる。
男女という社会的区分から、それ以外の対象の存在を確認しつつ、
男女の差とは何か?社会的に男女の区分とは何かを本質的に見定める。
インドにはヒジュラという階層集団が居たり、日本では病草紙に
「ふたなり」として登場する。昔から存在はよく確認されたようだ。
今では性同一性障害がよく知られるように、性に対する多様性も
認めつつある時代にあるが、こうした先天的なものの場合における、
個人と社会との隔壁は、簡単に結論付けられられないものがある。
1限目「経済統計論特殊講義B」。
総復習をしながら、自分の統計資料をどのように処理するか検討する。
2限目「社会保障法」。
医療保険における高額療養費制度に関する判例を見る。
医療費は3割負担でも、高額の場合はいろいろやればキャッシュバックできる。
普通は通院や盲腸などの短期なので自覚することはないが、
デカイ病気や事故被害者になると、その高額補助の恩恵は大きい。
労災も割と手厚い補助が出てたような記憶がある。
日本の社会保障制度は、他国と比較して相互扶助の理念が確立している。
ただ、近年はその相互のバランスがアンバランスになる傾向が強く、
どうしても自己負担額の増額に傾倒するところがある。
それでも、いろいろ知っておいて損はない保障制度はまだまだある。
(ケガによる休業中もそうだが)入院とかになると、負担医療費以外にも
様々な出費が多い。その分で保険会社の保険に加入するメリットもあるが、
基本的にある程度の負担はクリアできるようになっている。
約款をよく把握せずに保険掛けても出ないとか出にくいということがよくある。
アヒルやネコが出てくる保険…何故簡単に入れて安いのかよく考えてみよう。
あと生命保険は複数で契約しても複数分支払われるが、
物損(個人賠責)の場合はなかなかそうはいかない。
例えば、自動車に複数の車両保険を掛ける事はできない。
そんな事をしたら…。昔はそういう不備があって「一自動車・一保険」という
約款の原則的条項ができたという話を聞いたことがある。
放課後は写真部部室で談義して帰る。
21時54分下校
22時25分帰宅