今年の最終講義


0限と1限は休講で本日は2限目のみ。だから他の講義に忍び込む。
1限目「産業技術論」。
この講義は取りたかったんだが、多分在学中には無理だろう。
今日が最初で最後の受講となるだろう。
材質変化に伴う技術革新の歴史なのだが、
機械や原材料系に携わった経験ないとかなり難しいだろうな。
俺としては満足であった。


2限目「社会保障法」。
診療報酬制による日本独特の医療費会計と、国保や健保の制度の違いや
社会保険の任意継続制度を中心とした多様な医療保障の概略をみる。
飽くまでも、雇用が安定したままでいく人生なら考えることもない話だが、
フレキシブルorアップダウンの激しい人生を送るなら、
ここで習った制度は物凄く役に立つものである。
ここらへんの制度、つまりは任意継続(略して任継)や傷害補償、雇用保険
失業保険、ひいては年金保険については非常に絡みが深い。
今の不安定な雇用環境の中で、このような制度があることは何よりと思う。
逆に今だに新卒採用や定年までのキャリアプランを練る企業があること、
年次的新陳代謝のような組織体系を温存している雇用環境(慣習)が、
そうでない雇用環境、社会実情を浮き上がらせ、
任継をはじめとする制度に活用の幅を広げているとも言える。


今年の講義はこれで終了。
放課後は写真部の部会があった。就活や結婚事情やクリスマスの話。
今年もいろいろありました。まだ後期は続きますが、
来年度になると多忙になる分、それなりに充実した1年を過ごせました。
取り敢えず、2011年お疲れさまでした。よいお年を〜!


22時00分下校
22時43分帰宅