学情クルーズ


昨日で全ての3回生課程を終えた。そういう意味でゼミコンパは良い〆でした。
今回の試験はよく頑張ったと思う。
15講義30単位。ちゃんと取れれば合計150単位となる。
そのうち、卒業単位にならない教職科目を引くと、およそ120単位となる。
つまり、卒論関係さえ怠らねば卒業確定である。
しかし、倫理学概論の当落ボーダーラインと
社会保障法の凹みと、通貨論のカオスさがどうしても気になる。
成績発表の日まで、ヘソのカビを生やさん程度に過ごしたい。


学情でまた本を物色していた。

大阪湾―環境の変遷と創造

大阪湾―環境の変遷と創造

大阪湾の歴史的経緯と自然環境、産業や経済の関係や理化学的分析まで
分かり易く書いてある。


災害と江戸時代

災害と江戸時代

災害と都市発展の関係を考古学的観点から様々な地域を紹介している。
堺と災害の関係史の著述もあって、堺は災害に強く、都市発展としての
連続性を持った典型であるという研究報告があった。


気候文明史

気候文明史

地球レベルで気候と人間社会の関係をざっくり読んでみるつもりで借りた。


学校と工場―日本の人的資源 (20世紀の日本)

学校と工場―日本の人的資源 (20世紀の日本)

ひょんな事で手に取ったが、結構面白かった。
高等教育をスクリーニング(選抜)装置として考えた話や、
「在学によって失う収入」という項目では、前に俺が言った人生の機会費用
という考えを増幅させたような箇所があって、「放棄所得」、「所得への投資」、
「生産された生産財」、「現在消費あるいは将来消費のための投資」…
という経済学的な言い回しがあって面白いな〜と思った。
誰が書いているのかなと見ると、ゼミのテキストの猪木武徳氏だった。
戦後世界経済史―自由と平等の視点から (中公新書)

戦後世界経済史―自由と平等の視点から (中公新書)


観たいTVがあったので、早く帰る。
歴史秘話ヒストリア
http://www.nhk.or.jp/historia/index.html
20時55分下校
21時32分帰宅