本望


来週月曜日に支援課と2部事務室へ挨拶回りに行くことになった。
例の2部サークル役員の引継ぎのためだ。
第2部も正規在学生が新4回生のみとなり、まともな仕事は今年が最後に
なるかも知れない。できるだけ総意に沿うようやろうと思う。
最後なんだから、何かパァーとやりたかったら大学と交渉する方向です。


学情で通常通り過ごして、21時42分に下校する。
帰りに学部の先生と会い、駅までご一緒した。
そろそろ卒論の方向性を見定めないかんな…。22時21分帰宅。


前に気になっていた本を堺の図書館で借りれたので読んだ。

37歳中卒東大生

37歳中卒東大生

一気に読んだ。著者も俺と同じく2009年度に大学入学をした人で、
年齢もそこそこ似たようなもの。境遇に違いはあれど淡々と読破した。
内容は東大合格までの涙ぐましい努力を著しただけのものではなく、
中学卒業前後からの紆余曲折した人生経路を順に語っている。
自分自身、高校卒業と同時に立ち位置を失って、長らく彷徨った
人生遍歴を送った経験があるので、著者の心境はそれとなく分かる。
彼が東大で過ごす充実した日々は、さぞかし楽しいだろうと思う。
それは俺が市大で過ごす日常がそうであるのと同じである。
彼も俺も大学を楽しみ、充実しているということでは差は無い。
それは中身(人生履歴)や身分(学歴)というものでなく、
動機はどうであれ、それを望んだ結果(希望)だからだ。


順当に大学生になった人達からは、一種異様でアウトローな印象を持つ
かも知れないが、人間っていろいろな人が居るし、人生の正解なんて
あってないようなもんだから、見識を深めるという意味で読んでみたら
いいと思う。今のところ、敢えてアウトローな青春時代を送ることを、
俺は推奨はしないが、こういう人生もあるということだ。



よく聞かれるのだが、俺は市大に来て全然後悔していない。
入学、いや合格当初から全く変わらないし、考え直したこともない。
何故なら、それが目標でも利益でもなく、俺が本当に望んだことだからだ。