元素コレクター

学内へ着いたら小一時間くらい寝てしまった。

世界で一番美しい元素図鑑

この本良かったな〜。
元素を蒐集し（ホームセンターやeBayとかで）、結構マニアックである。
標本も珍奇で解説は難解な物理学的でなく、誰でも興味をそそるものである。
ウランやプルトニウムまで収集しているという極めつけ。
（保存や状態については合法範囲である。）
どんなオッサンなんかな？と調べてみると…
イグノーベル賞受賞者であった。研究者なのかマニアなのかはよく分からん。
しかしまぁ、いろんな意味で凄いオッサンだ。
英語だが元素図鑑のサイトもある。
http://www.periodictable.com/

王朝貴族の病状診断 (歴史文化セレクション)

文献から中世期の貴人の病症について検証している。
カルテや実物標本でなく文献から死に至った病を推定する。
歴史の中での権力闘争や文献の性質と他文献との比較を用いて、
慎重かつ丁寧に解説してある。
冷泉・花山帝の精神疾患説について慎重論を用いつつ、
その歴史背景や文献から細かに紐解いて生前の人物像を浮き彫りに
しようとする過程は、医学者であり医学史研究者という姿勢が伺える。
著者は既に故人で、生前は医者として日常勤務されておられた。
この研究は氏のライフワークだったんですね。

それで結局、内職は進まずに下校。
21時45分下校
22時20分帰宅