進路決定


昨日から水曜日まで仕事は休むことにした。
教員採用試験の結果が出た。残念ながら…。
院進学が決定したので、採用でも辞退しなければならないので、
先々の悩みは生活費捻出ということだけとなった。
しかしながら、今回あまり受験勉強してなかったけど、
筆記試験で予想外に良い点数が取れたんだな〜と半分感心し、
面接は渋いな〜と思った。やはり合格の決め手は面接やね。
これで院進学は確実決定。既に教授の指導に泣いてます。


1限目「道徳教育の研究」。
道徳教育とは何かというプレゼンを聴く。
なかなかいいプレゼンで感心した。時間制限もピッタリ。
慣習的道徳というのは、躾に象徴されるものだが、
これは確かに強制的な側面も必要だ。
日本は自己責任の観念にアヤフヤなところがあるので、
意外にも苦労することが多いと感じる。
戦前の修身という単元は、時代的に必要とされた意見もある。
犯罪も多かった時代では修身という道徳教育の必要性を
重要視したのではという観点である。


2限目「地理学概論Ⅱ」。
近代以前と近現代の都市の形成の違いを学ぶ。
近代以前は政治経済、交通、防衛という多様な側面を表象した
街の形成がみられる。城下町、寺内町もそうだ。
近現代は交通に影響される区画や計画が重要視される。
殊に鉄道の敷設と駅舎の設置位置が、日本の大都市に見られる
都市の中心部の主要な形成要素となったことが多い。
結果的に鉄道が来た土地は繁栄したが、俗に言われる
「鉄道忌避伝説」の存在もある。物理的に敷設が叶わなかった
その反発で現れた伝説なのかも知れないが、これも面白い。


放課後は、記念祭実行委員会の常駐と明日のⅡ部サークル協議会の
段取りの作業をしていた。
もう本当に形にできるものを前に出して進んでいく方向にしないと、
できる筈のものが、できない憂き目に遭うその直前まで来ている。
今は達観した構えを持った有志の結束意志に期待するばかりである。
もう戦争は始まっているのである。
敵が大勢攻めてきて、弾薬がいつまでもつかと片隅で思いながら、
必死で撃ちまくって応戦する兵隊を見て、さて君はどう行動するのか?
もうそろそろ一皮剥けていいと思う。


23時00分下校
00時05分帰宅