環境を守るほど経済は発展する―ゴミを出さずにサービスを売る経済学 (朝日選書)
- 作者: 倉阪秀史
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2002/06
- メディア: 単行本
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自分にとって環境と経済学の関係について取り合えず読んでみようかと…。
経済学のそもそもの考え方と、それが実際の環境という現実問題と
齟齬をきたす実情を分かりやすく解説している。
環境経済学ってミクロ経済学のややこしい分類と、思われがちだが、
実はそうである。(笑)環境経済学と銘打った本を読むと
すぐに眠たくなる…くらいに内容がよく分からない。
だが、この本ならある程度は経済と環境について知ることができるだろう。
原発についても単純ではあるがコストとベネフィットの関係で、
結局それってどうなん?という問いかけもある。
これからは持続可能性のある発展というのが、経済社会のキーワードと
なるはずである。というかそうした成り行きである。
「豊かな生活が最優先か」「環境(自然)を大事にすることが最優先か」
二者択一ではなく、どちらも大事という選択肢を取らなかったのが、
今までの経済発展であった。