冷飯とおさんとちゃん

冷飯とおさんとちゃん [DVD]

冷飯とおさんとちゃん [DVD]

『冷飯とおさんとちゃん』(主演:萬屋錦之介 1965年)
山本周五郎の短編小説をオムニバス映画化したもの。
3本立てだが、話が進むにつれてオトナの事情が出る。
「冷飯」は好きな物語である。

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下級武士の四男坊に生れた柴山大四郎は上役に取りいって出世を夢みる同僚たちと違って、冷飯に甘んじて古書集めに狂奔する明朗な若侍であった。そんな大四郎にも美しい初恋が芽生えた。ある日ふとすれちがった清楚な武家娘深見ぬいに一目惚れしたのだ。母の心配をよそに、二人の気持は日毎に高まっていった。折も折、大四郎の集めた古書が主君の目にとまり、冷飯の四男坊は頼ってもない出世の糸口をつかんだ。そして、素直な大四郎を見込んだ中老は、柴山家に娘婿にと話しをもちこんだ。この話に大喜びの母や兄の気持をよそに大四郎は、好きなぬいを嫁にと決心をしていた。晴ればれとした大四郎、ぬいの新婚家庭を祝福するかのように夕焼が美しかった。
Movie walker http://movie.walkerplus.com/mv21441/

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実直に優しく生きることが、人生で最も良い事ということか…。


こんな昔の映画を何故知ってるかと言うと、
テレビの深夜映画でよくやっていて観ていた。
こうして、この映画を再度観るのも20年ぶりかな?