7年間の変化


自転車で堺〜通天閣を往復する。
寄り道せずに進めば片道40〜50分である。


新世界界隈の昭和後半期の頃の話を聞いていた。
まぁ面白かったのが、郵便が「大阪市通天閣下○○」や
通天閣近所△△」で着いたとか。
重要書類もそうして送られてくることが多かったらしい。
治安が悪かったと一面的に見られた場所も、こうしたことがあって
見境いのない悪さはなかった事もあったらしい。
今では一般観光客も多くなり、新世界への訪問者の変化があり、
暴動があった頃と比べれば、比較的静かな街になった。
近年では、生活保護の受給拡大化と保護が進み、野宿者のような
人々が見られる事が極めて少なくなった。
それでも、犯罪は無いわけではないので、注意は必要である。
軒先に物を置いてるとすぐに無くなるから注意すべしとは、
ここら辺で仕事してた頃にはよく教えられたことである。


街が変わったという印象は、長らく新世界に居る人々でも
よく述べられる感想である。
およそ7年くらいという短い期間しか関わりを持っていない自分でも、
その7年間の変化というものは明らかに感じられる。