確か今日は卒論の提出日である。15日に修論。
さて、来年の今頃は…。
奥から引っ張り出してきた書物。
思い詰めて精神が病んでいる訳ではない。さて役立つのかな?
安藤春彦『精神科医は何をしてくれるか』
精神医療とはどのようなものなのか、病の定義や医療の実際、
そして精神科医についての見解もある。
筆者の個別的感想としての記述もあるが、精神科医としての
立場や、そして医療での絶対性と他の関係医療との相違を述べている。
演繹的か帰納的かの仕事の上でのスタンスの違いは、
業種は違えども「現場」で働いた経験のある自分でもよく理解できる。
精神科医は何をしてくれるか―何をしている、何ができる (ブルーバックス)
- 作者: 安藤春彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1996/11
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渡辺昌祐『うつ病は治る』
うつ病の症例や処方薬の詳細(写真付)が掲載されている。
うつ病は医師と本人だけでなく、周囲の人々(仕事場や家族)の理解も
必要である。
- 作者: 渡辺昌祐
- 出版社/メーカー: 保健同人社
- 発売日: 2006/09/15
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鶴見済『人格改造マニュアル』
悪本といえば悪本。『完全自殺マニュアル』で暗黒の90年代後半(哀)に
一世を風靡した著者が自殺を回避して生きる処方箋を書いた。
著者は「生き辛さ」について独自の見解と実践を行っている。
世の中複雑になるにつれ、増してやたら競争や生き残りを
意識せずには居られない社会になっては、誰でも簡単に閉塞状態に陥る。
そうした世のバイブルだったかも知れない。
まぁ、俺が何でコンナ本を持っているというのも不可思議だ。
- 作者: 鶴見済
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 1996/11
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