バブル時代の感想


模擬授業のための学習指導案の最終案と教材の印刷、
院と教職の講義。あと課題資料整理。

2部関係の保管資料について大学史資料室関連で2部事務室を訪問。
資料引き揚げのタイミングをより調整すれば良かったな…。
報告書は完成済みでデータを送れば終了。


最長の好景気は2000年代、実感のな好景気とよばれる「いなざみ景気」。
高度経済成長期やバブル景気と比較しても、実生活でも
良いという実感のない好景気であった。
バブル時代、つまり空前の好景気だったバブル景気は、
1986年(昭和61年12月)〜1991年(平成3年)2月の51ヶ月間であった。
この頃の景気の良さはよく覚えている。
あらゆる全ての国民が富裕したとは言い難いが、
誰もが好景気と言う実感を持っていたことは確かである。


体験した身から、バブル景気時代は…

・真面目にバイトすれば20万円くらいの給与は稼げた。
・堺東がキラキラしていた。
・大学入試は苛烈気味。
共通一次試験からセンター試験へ移行。
・私立の入学金+返還無し前期授業料納付で入学許可書は貧乏人には涙。
・高校や大学の就活でもいい内定は取れた(ようだ)。
・就活時期になると、企業からバンバンDMが送られてくるところを見た。
・深夜番組が充実。
・分譲住宅が異常に高かった。
・イベントが大規模で多彩。
・花博は面白かった。
・実はもうこの頃に、派遣需要が盛んになってきていた。
・ヤクザが普通に居た。
・クルマもバイクも毎年モデルチェンジで拡販体制。
・中国産の製品や食品が店に並ぶとは思わなかった。
・基本的に全てMade in Japan。
・PCや携帯も無い時代、でも普通。
・シャツは出さない。
・道路は今よりは混んでいた気がする。
・消費税が無かった。(1989年4月1日から3%)


…など、特殊な面もあるが生活上は現在とおおよそ変わらないであろう。
現代は法整備やインフラ整備が進んで、よりいい時代になっていると
実感している。それがバブルの経験からなのか、時代がある程度の
ライフスタイルのグレードまで押し上げてきたということなのか…。
戦後日本経済史でも、なかなか取り上げにくいテーマだが、
ああした実感のある好景気が訪れて欲しいものである。