新聞から

「京都にSLの総合病院誕生へ」
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140405/wlf14040515450018-n1.htm


弁天町の交通科学博物館が4月6日に閉館となり、
京都の梅小路に統合されて新鉄道博物館ができる。
そうした一貫で、蒸気機関車の保存と修理の総合施設としての
機能も取り入れていくようだ。
前に先生から聞いた話だが、イギリスとかはこうした産業遺産的施設は、
全部ひっくるめて最初から保存対象としているらしい。



「午前十時の映画祭」
http://asa10.eiga.com/


新聞で知ったんだが、こうした企画があったんやね。知らなんだ。
名作と称されるものは、スクリーンで観たい気分がする。
山田洋次監督作品や任侠映画もやってるというのが良い。
新世界東映日劇では、今でもより沢山の昭和な映画を
よくやっているから時々観にいっている。
最近はホモ映画の上映を始めたり、相変わらず酒臭いし
怪しいとこもあるのだが、慣れればなんてことはない。
最近観たいなと思う映画は、長門裕之主演の『当りや大将』(1962年)である。
府大の酒井先生から紹介された『太陽の墓場』や『(秘)色情めす市場』に
匹敵する、ひょっとしたらそれ以上のかも知れない戦後昭和の新世界の
風景を見る事ができそうな映画である。



「ニッポンの分岐点 <大学>①旧制高校廃止」
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140405/edc14040509410010-n1.htm
同世代のわずか1%程度しか入学できないエリート学校。
贅沢品という教育機関は当時の生活格差と高級人材を輩出するという
システム、進学や就職の煩わしさから隔絶した雰囲気がもつ
特別な場所だったのだろう。
大学全入時代となり、「学士さま」なんていう大学生のメリットは
戦後早くに完全滅失した。左翼運動と大衆化を歩んで、
少子化の波に晒されて、大学は生き残りを図る競争の時代である。
旧制高等学校を見習ってエリート志向を高めるのか、
あるいは経歴や年齢を問わないリカレントな教育施設として
改革していくのか?