嵌め殺し

最近になってキーボードの「K」のボタンの反応が悪い。
そこでキーボードの分解清掃を行った。
隠しネジを探し当て、計9個のチビネジを外してやっとこさご開帳。

しかしボタンのある所までは分解不可能であった。
いろいろ試行錯誤して、かなり掃除してやったら案外上手く行った。
この頃の機械製品は「嵌め殺し」が多くて、分解が難しい。
しかもプラスチック製で、1つの部品も大型化しているので、
下手にコジたりするとエライ目に遭う。


自動車でもそうだった。
部品点数の節約なのか、成型での精度の高度化が進んで、
部品(パーツ)を大型化しても、ちゃんと隙間無く合うようになったから
なのか、やたら「嵌め殺し」や、どこに外すピンが隠れているか分からない。
でも部品(パーツ)を大型化して、尚且つ軽量化しているのだから、
走行するとガタが出てくるのは当然で、よくクレームを出した経験がある。
振動は総じて、構造的な問題で出てくるので、
軽量化、部品点数の節約、精度の完成度の向上だけを追及しても出てくる。
振動といえば、こういう教育映画があった。


ついでに「ネズミ形画面操作器」も分解清掃した。
電子基盤は掃除機で清掃して、外枠とホイールは丸洗い洗浄した。
コイツもネジを1本しか使わない、嵌め込み形式の構造だったが、
エアコンの分解清掃と比べたら、まだまだカワイイ方であった。