地理学教室の春の巡検の1つのコースが「堺・住吉・帝塚山」である。
その中で「堺旧市街地」も組み入れられそうな感じだったので、
事前に手を打っておくことにした。
前々から訪問しようかと思っていた工房が開いていたのでお邪魔した。
ここのオーナーとは随分前に会った事があった。
古屋をリノベーションして、仕事場されているのだが、
なかなかのものである。
http://toursakai.jp/machi/2013/01/07_774.html
使い勝手とか家賃とか聞くと、ドコかの空き家を借りて
研究室にしてもいいかと思えるくらい魅力的な物件があった。
史料や書籍の数からいって、スペースと使い勝手重視の
自分にとっては多少古くても構わないのである。
オーナーのご好意で新たに開店した古道具屋を見せて貰った。
なんじゃコリャ!!!
凄いやんコレ!!!
こうしてオーナーと小一時間ほどお話した。
巡検のこと、今後のことなど話題が尽きなかった。
大学に行き、この件を教授に話して「堺旧市街地」を正式に組み入れる
こととなった。
段取りもネタも充分にレジェメを作成しておくことにした。
『非戦災地区の現状と課題−堺旧市街地北部を中心に−(仮題)』
綾ノ町東商店街は戦後においては活気のある商店街であった。
自分が子どもの頃の記憶でh、商店街を自転車で通行するなど
不可能なくらいに人出が多く、店舗もギッシリ詰まったものであった。
以前にここで永年商売していた玉子屋の主人(廃業済)や
ここのことをよく知っている行商人とお話したことがあるが、
商店街北端のスーパーは、昔は映画館であったこと、
そして綾ノ町東商店街に賑わいは、浅香山からのお客も多く、
人が多いときには迷子が必ず2〜3人でるくらいであったらしい。
そうした過去を持つ商店街もバブル期以降は衰退の一途である。
非戦災地区であり、戦後は何でも揃う商業地区と住宅街として、
現在はイオンの出店や更新(建替え・社会構造的変化)で
この堺旧市街地北部は最近になって加速度的に変化している。
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