借用許可


 デジタルアーカイブの業務で蓄積したデータを提供するという
ことが、いずれ多くなるだろう。
そうなると公文書館などで手続きしている借用許可のことを
どう取り決めていくかとなる。


 ココ(資料室)では、借用書を書いてもらって、
現物なりデータを個別に分けた形で貸し出して、
終わったらそれを返却してもらうというシステムである。
資料やデータの出典は明記のことで、二次頒布(又貸し)は不許可である。
デジタルデータとなると簡単に複製できるし、
そうして、いとも簡単に出回るので管理は難しいところである。


 デジタルアーカイブの業務の始まったばかりで、
そうしたデータをどう扱うよう取り決めていくかについては、
よくよく相談していかなければならないが、
個人的にはかなりキツく対応しておいた方が無難かなと考えている。
ケチでイケ好かん態度にならざるを得ないが、
別にそうしたことによる印象で手前自身の悪くなっても
痛くも痒くもない性分なので、そうしよぉ〜かなぁ〜と思っている。


 社会に出ていた時に、黒いカラスが白いと言えと強制されるような
バカバカしいことを、大学という場に来てまでそうしようとは思わないからだ。

会社偽装 (取引・信用リスクマネジメント)

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会社人間だった父と偽装請負だった僕―さようならニッポン株式会社

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