軍事技術

来週土曜日(28日)に大学史資料室が主宰するシンポジウムがある。
いちおう、そこの所属であるので様々なそれに向けた業務も行う。
今年度は「大阪商大事件」にかんする内容もあって、
展示する内容もそれに即した史料を扱っている。


展示では当時の事件を取り上げた記事をパネル化する予定で、
その作製を自分がすることになった。
よくある「抜き出し・白黒調(二階調)・大判化」をする訳だが、
その設備も技術も資料室には無く、当日一回きりの展示で豪勢なものも
アレかということなので、ハリコ職人の出番である。


アレヤコレヤの都合が揃っていれば問題ない事なのだが、
アソコで作業をし、ソコでまた作業して、また資料室へ戻って
アンナトコにあるノートPCを持参して最終段階まで持ち込んだ。
このノートPCこそ、大判空中写真やモザイク写真を作製できる
ノウハウが詰まった我が軍の最高軍事技術の中枢である。
アンナトコのノートPCのある場所で、すみ博や今回のシンポなどという
イベントのネタが製作されてるとは誰も思わんやろうな。


ソンナコンナで学内を回って、おおよそのところまで完成させた。
随分と手間取って少しの時間だけ資料室内に居残ったので残業代の請求をした。
良い仕事をした後に見る夕日は格別である。

軍事技術の立遅れと不均衡 (日本近代と戦争)

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いまさら聞けない防衛技術のジョーシキ!?―軍事・装備品68の疑問 (防衛技術選書)

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