第3講 自分と社会人大学生

【志という名のもとに…】


ここでは2部の話とダブる可能性があるので、
社会人と大学の関係について話を進めたいと思います。
ネタが多いので自分の事は大部省略化いたします。


(俺…否、ここは社会人らしく)
『私』は、大阪市立大学経済学部の社会人入学選抜で合格し、
入学し、そして現在に至っています。
いつかは…と進学を密かに思い続けていた平成20年の春でしょうか、
大阪市大2部募集が平成21年度募集で停止と新聞で読んで
受験を決断しました。最後の…本当に最後のチャンスでした。


「例えこの入試で落ちても、キッパリ諦められるだろう」


そう思いました。
まず後期日程前にある社会人選抜を受験し合格しました。

合格した時は嬉しかったですね〜。本当に嬉しかった!
この嬉しさは生涯忘れる事はないでしょう。
しかし因果なものです。現役で落ちた大学に、
それから十数年経って合格するとは。
しかも最後の市大2部学生として入学するとはね。
神様は余程、私を現役時より今の身分で市大に
入学させたかったんでしょうね。( ´・ω・`;)ゞ



『神様、そろそろ反撃してもいいですか?』なんてね!(`∀´メ)



さて、ここまでは私事として、私の在籍している経済学部にも
沢山の社会人の方々が居らっしゃいます。
そして以前にも申しましたが、皆さん非常にモチベーションが高いです。
真面目ですし、能動的に講義を受けています。欠席も少ないです。
年齢も幅広く20歳代から60歳代前後の方が居らっしゃいます。
教授から講師の方々まで、1部と差異なく講義を熱心にしてくれています。
これは私から申し上げるに有難い事だなと、頭が下がります。



ここで本題、社会人が大学で学ぶ上で大変な事柄もあります。


① 講義時間に間に合うか。
結構皆さん苦労している様子です。公務員の方も民間企業の方も
それぞれに対策して講義に間に合うよう努力しています。
中にはこの不景気で受験当時と状況が変わり、厳しい生活環境の方も居ます。
もう市大では2部という課程が廃止になるので、
無意味な意見かも知れませんが、
普通の民間企業、中小の零細企業であっても、夜間通学するとなると
想像以上の障壁があります。まず不可能に近いと考えても
言い過ぎではないです。
「会社の理解が得られない」「会社と折り合いできない」等という事が、
当たり前ように眼前に迫ってきます。意外と厳しいです。



② 学力の差
やはり正攻法で難関を突破した現役の方々と比べると、
基礎学力の心配もあります。
習った課程と今の課程の違いや、思考の柔軟性もあるでしょう。
社会人持ち前の応用力も武器になりますが、基礎学力がないと
応用科目の理解はなかなか難しいのは当然の事です。
特に語学(英語)なんて直接影響します。



③ 学内で浮く
なぁ〜てのは、そりゃ〜普通は20歳前後の人が多い中で、年齢や身分の
異なった人が居れば、自然と浮いちゃいますよね。
でも心配する必要もないです。差別も無いです。昔っから市大2部ありますし…。
寧ろ、社会人の方が堂々としていますので、向こうが気が引くのでしょうか。
現役の方はどう構えているか分かりませんが、社会人学生の方々は、
どちらかと言うと学内に混じりたい欲求が大いにあるんじゃないでしょうか。
講義の質問然り、サークル然り、同期生同士然り等は
多少たりともある様子です。
ただ、もう少し大学側が気を利かして融合政策してもいいかなと思います。
私だけでなく、先生も夜まで忙しいのに質問とかしていいのかな〜?とか、
サークルって2部籍じゃダメなんだろうな〜?とか、思っている同期もいます。
社会人になると、『子供のように聞きたい事』が沢山あるものなのですよ。



ここまでが私的にそして端的に述べた、市大の社会人大学生の状況です。
(飽くまで同期生の範疇で、且つ1回生の初期の感想です。)


社会人は結構ポジティブです。
私は、できるだけ成績優、教員免許、論文、山岳部でヒャハー!!!が基本でして、
まぁ社会人版今時の大学生をしております。
でもポジティブな面は見習っていいけど、私のようなマネは慎んでください。
キャリア棄て、収入激減、社保・年金自腹、
カラスが白いと言っても私だけ黒ですが( ゚Д゚)ナニカ?…でKY全開モード。
私は異端ですから…神は私に何をせたいのだーーーっ!!! ヽ( `皿´ )ノ