山でのホメオスタシス

やっぱアカン、放課後に学情は使えない。
すぐ「蛍の光」が流れるし、しかも今日はゲートで引っ掛かった!
どうも他の図書館で借りた本の盗難防止用のキーが反応したらしい。
ゲートから出られん俺は、アホ丸出しではないか!ヽ(;`Д´;)ノ
もうこれから空き教室かゴキ部室で自習するとしよう。


1限目は英語。
リスニング壊滅。ん〜ま〜ど〜しよ〜かのぉ〜(;´д`)ゞ


2限目は健康運動科学。
これは教員の免許に関する科目に入るので受講。
想定外で受講者が多いじゃないか!前期の現代社会学入門並みの出席密度だ。
内容は保健医学、進化論的な事で個人的に興味をそそるものがあった。


ここで恒常性(ホメオスタシス)で風土適応や馴化という言葉が出たが、
山に登ってると、この事が如実に分かる時がよくある。
日本アルプス(北・南・中央)は高くても3,200m未満です。
富士山(3,776m)は別格として、第2峰の北岳は3,192m、
奥穂高岳は3,190m(これが自己ベスト)、槍ヶ岳は3,180mです。

海外の山に比べると低いね。エベレストで8,848m、
キリマンジャロで5,895mです。桁が全然違います。
それでも2,000mを越えるとなると酸素も薄くなるし、気温や湿度も変わる。
極端に変わるのが2,700〜2,800mの森林限界とも合致する標高である。
ここから味わう体験はというと、少し動いてもハアハアする。
肌がカサカサするが美肌。数日風呂に入ってなくプ〜ンな体なのに臭くない等…。

それはそれで、山に入ると山のリズムがありますので、
朝5時起床・夜21時就寝・三食キッチリの快便快食快眠となります。
そのまま下界に下りても、当分の間はそのようなリズムが続きますが、
段々と元の下界での「食っちゃ寝」の堕落した生活になっていきます。
如何に環境や風土で身体のリズム、調整機能が働くかがよく分かります。


通学片道自転車40分も半年続けてると体に変化を催してます。
ジーパンはブカブカになり、凄く痩せた感がありましたが、
体重は±1kg程度で許容範囲。体脂肪は正常値の中の下。
下半身に筋力が付いたというこのなのか?