府大の講義

府立大の講義は思いの外に有意義なものであった。
どういう訳か、堺市主催の一般向け教養講座の受講者の方々と
我々市大生と府大生の混成であった。
初めての試みであったようだが、なかなかよい雰囲気であった。


講義は江戸期に出版された和泉および河内の名所図会をもとに
当時の歴史文化観や現代の様子を比較した内容で
教職をとっている自分にとっては尚のこといい教材であった。
先生もフレンドリーな方で、たった3日間の講義ではあったが、
充実いていて何となく名残惜しい気分があった。


府大のキャンパスは新しい学内環境の整備ということで工事が多かった。
建物も立派で通りも拡幅されつつある。非常にゆとりのある環境だ。
こうしてキャンパス整備したり、社会に開放したりしているのは、
知事に叩かれているせいもあるんだろうけど、生き残りのための
経営努力、特色ある学校づくりの結果であるんだろう。


いろんな見聞ができて良かった3日間であった。