単独行


0限目「産業経済論特殊講義1」。
公認会計士の話。日本の三大国家試験資格だが、
司法試験が新司法試験になったりと、公認会計士の在り方や制度にも
時代のニーズや再検討に迫られているんですね。
俺は全くと言っていいほど、会計士という資格に興味の欠片もない。
判事か検事か弁護士かというと弁護士志望かな?
医者…外科かな?性格的に。


1限目「英語」。
小テストの結果は相対的には良かった。
やはり現役の頃の英作文力がなかなか元に戻らん。


2限目「社会思想史」。
ハンナ・アーレントの続きで独居solitudeと孤立lonelinessの相違など。
volkというのを国民か人民(民族)かという見解があったが、
volk…Volkswagenフォルクスワーゲン=国民車というのもあって、
その場その場の使い分けしかないのかも知れない。


独居か孤立か孤独か…
山は単独行が主な俺だが、山中では"孤高"かな。
全然寂しくはないんだけど、登ってる最中にアレコレ考えてるかと言うと、
しんどくて内的会話できるほどのストイックな登山をやれてるのかどうかは疑問。
でも独り旅とか単独行はオモロイよ〜。何故この面白さが分からないんだろう?


学内でも臆病と利己心(⇔親和と協調性)なので、割と孤高だな。
そういや学内に先輩に匹敵する孤高崩しが居ないな〜なんて思いながら、
閉館知らずに行った学情で本を返却箱に入れて帰ろうとすると、
前演習でお世話になった教授と再会。
おお!ここに学部最強の孤高、そして孤高崩しの存在が居た!


…ということがあったりした一日で、今夜読み耽る本はと思い、
山岳部部室で加藤文太郎の単独行の本を借りて下校する。


22時01分下校
22時35分帰宅