社会の縮図


0限目「産業経済論特殊講義1」。
ロシアの観光業、旅行業の講義です。
インバウンド(海外→国内)、アウトバウンド(国内→海外)という
観光産業の基本的仕組みなど。
確かに山岳ツアーのような旅行業もある。
一時期、山では韓国の旅行客が多かった時期があった。
難波や日本橋では中国人が観光バスで乗り付けてくるのはもう見慣れた風景。
通天閣のある新世界では、割と欧米人が多い。
店の人が困ってて通訳してあげると大変喜ばれる。
でも、通訳とか手取り足取りしてあげるのは本当の観光の醍醐味を
疎外すると思う。観光も即ち一種の冒険だからだ。
でも、アメリカにはもう行きたくないな…随分苦労した。
今度海外へ行くとしたら、東南アジアかネパールだな。


1限目「英語」。
テキストは次回までに余裕で終わりそうだ。
発表が回ってくれればいいんだがな。


2限目「社会思想史」。
ルソーの自然法の中での自己愛と憐憫の情の存在が近代において
どう変質し、カントが人倫と呼びならわし人間の素質を
動物性、人間性、人格性と区分しながら人間の身体的及び社会的本質に
ついて理解して行こうとする。


そもそも人って本能的で欲望と自己利益に走る生き物である。
その極端が北斗の拳の世界であり、マッドマックスの世界だ。
しかし人は相互依存を基調とした社会性を目指すもので、
歴史的にも伝統的、合理的な支配や公的私的領域を意識して
人社会、社会性を帯びた人として暮らす術を進む。
それがつまり「人間」であり、「人間社会」なのである…か?
本能にまで食い込んで考えなくとも、
自己愛(利己心)と憐憫の情(思いやる心)は普段でも衝突するはず。
人として居る時は意識しないが、人間としている時は
いろいろ考えることがあるんじゃないかな?


放課後に事務の方と…
アケマシテオメデトウキゴザイマス<( _ _)><(_ _ )> アーイヤイヤドーモ
…で、いろいろ話をしてた。ゼミ発表は暫し遅れるようだ。
俺は素直に自分の研究ができれば文句無し。
なんか…凄い複雑です。
ある教授に心情を吐露した事があったが、
「それも社会の縮図」と戒められました。


今週の講義はこれで終わり。
明日はセンター試験準備で学内規制があるが、学情とかで試験対策したいので
土日に学内に居れない分だけ頑張るつもりです。


22時05分下校
22時33分帰宅