切腹


0限目「生涯学習論」。
教育改革の動向、学校5日制の理由や入試や履修の多様化、
社会教育の必要性など。
総合的な学習の時間というものが、有効に活用される機会が少なく、
お荷物扱いされている現実は至極残念だと考える。
教員は学校現場と教授には特化しているが、市民性教育という点では
力量不足であるという点は、本当ならもっと残念。
現代的課題に取り組むこそ、応用力を養う最高の機会であると考える。
俺ならガンガンやるんだけど…。


1限目「専門演習3」。
敗戦からの新日本建設と高度経済成長への布石。
ポツダム宣言受諾への経緯にある「国体の護持」について、
国体と何か?国体の護持について日本政府で宣言趣旨についての見解が
混乱したことがどういうことであったかの議論があった。
安保闘争や、後の学生運動国民意識についても言及があった。
三島由紀夫が市ヶ谷で立て篭もり、割腹自殺した件にも触れた。
三島は事件を起こす1年前くらいに、映画に出演している。
『人斬り』という時代劇。1969年公開だが、本当にいい映画である。

他に三島の事を描いた映画に『MISHIMA』がある。
残念ながら日本非公開であるが、探せば観れます。


テキストの『日本政治史』も来週で終わる。
次回のテキストはコレ。


2限目「中小企業論」。
先生のゼミ生の発表を聴く。
こういう発表の機会は、いい勉強になる。


放課後は自転車のタイヤ交換の続きでもしようかなと部室に行ったら、
部会であった。部会の事をスッカリ忘れておったわ。議題は特になし。
帰りに世界史通論の先生と会って、前出した秋山聰氏の聖遺物の本について
いろいろ質問してみた。生と死の境界と東西の死生観比較、
死者の物質を神聖化する精神史…俺は経済と全然カンケーない事をしている。
22時00分下校
22時36分帰宅