授業検討会


昨日の西洋史の講義の折に、授業検討会のようなものがあると言っていたので、
それに参加してみることにした。
文学部は良質な教員を育成するために様々な取り組みをしている。
これから教壇に立つ研究者の教育実習もそのひとつだ。
講義を受けた学生が、その講義をした先生の授業について評価や検討するという
ところへ行く事自体、まことに変な話だが、これも勉強になるし、
文学部というところがどんなところか偵察する絶好の機会でもある。
まぁ、為になったし、なかなか良かったです。


1限目「日本史通論Ⅰ」。
近世の洛中洛外の様子を、他の屏風絵などから見てみる。
京の街が秀吉時代に大きく変化した。近世なって洛中洛外の図会も
様々なものが作り出された。近世期の洛中洛外図に関しては、
あまり研究が進んでないらしく、これからの課題となるらしい。
評価はレポートだが、自由な視点で述べてよいということなので、
時間の許す限り存分にやってみたいと思う。


2限目「比較経済論」。
名目、実質、総所得、物価水準などのデータから見たロシア経済進展の
様子を検討する。8月危機と資源バブル、オランダ病の脅威に晒されながらも
経済発展する特殊性や国家資本主義が大きなポイント。
試験は持ち込み一切なし。


今日は何だか栄養をつけたいので名菜亭で炒飯食って帰る。
21時55分下校
22時50分帰宅