これからキャンパスの話をしよう


う〜ん、これ宴会には打ってつけのアイテムやね。


興味深くこの記事を読ませてもらった。
http://hijicho.com/?p=4858
キャンパス規制については、この頃市大でも活発化している。
掲示物の許可制や自転車登録制や自動車の入講許可制、
節電関係、分煙対策、火気・イベントの規制、構内飲酒部室喫煙の禁止、
一番厳しいのは教職員も恐々とする門限かな?これ最強やね。
導入して問題ないものもあるが、ここまで細々とやるべきことなのかと
頭をひねる規制もある。規制というのは常識として責任が持てる自覚の上で、
上手く対応対処できる範疇で事が済んできたらできるものが、
そうした度を逸してしまう、またその恐れが大きくなる可能性が
発生したときに効力を持って行われるものである。


どこまでどうという責任や自覚という線引きは難しいが、
現在大学側が行う規制については様々な側面がある。
自由競争の晒される大学のイメージ向上や学生の安全を
第一と考えるようになった風潮。
過去の過激な行動(学生運動)に悩まされた経験からくるトラウマ。
単に大学以外の一般社会的風潮に追従しているようにも見える。
どちらにせよ、規制は他人から見て見栄えのよい構内環境の構築という
方向性があるように見受けられる。学生の大学に対する問題意識というのは、
大学当局が考える大学像と学生自身が思う大学への
期待という中で何らかの齟齬が浮かび上がっているのだろう。


大学という所は、自分の主張や行動を独自の方法で展開できる
またとない環境である。社会(会社)で、そんなことは
全く通用しない。会社が従業員の意見を聞き入れるということは
まず有り得ない。大学生のノリで社会に出ると必ず失敗する。
だから大学という場所が如何に自由で自己実現が可能な環境なのかが
相対的によく分かるし、常々感じることが多い。


大学に来て3年経つが、予想外に期待にそぐわない経験もある。
例えば、思い切って勉強する居場所がなかなかないとか、
大学というアカデミックな場であるのに係わらず、意外にも
論議したり発表したりする機会が少ないということである。
自分のやり方がマズイのか、そもそも大学というところが
こういう所であって期待していた俺がバカだったのかはよく分からん。
他から見て何をやらかすかという勢いでいろいろな話を聞く機会を得て、
いまだに大学生活をどのようにして効用最大化できるのかを考え続けている。
教授や職員さん、2部ならではの多少世代の幅や社会的身分の違いの中で、
得られる意見がある。そうした中で、さてどういう風にしたらいいかな?と
今もずっと考えているのである。


大学生には多種多様な価値観と環境を持つ人間が居るわけだし、
時代や社会通念の変化を背景とした当事者意識もあるはずで、
どのような意見や態度が正解なのかは無いに等しい。
どのような場であっても疑問に思うことや、なかなか思い通りに
いかない場合が多いのだが、それでもどうしたら上手く行けるのか
まず何でもいいからやってみるというのがいいのではないかと思う。
『ドン引き』覚悟でやってみるのもいいのでは?やらない後悔よりやる後悔。