午前の講義は休講で、午後の文学研究科の2講義のみ。
来週末に行く巡検のレジェメもほぼ完成し、あとは現地案内するだけ。
巡検終了後には、打ち上げをするらしく、それは文学部の専修クラスの
新人歓迎も兼ねたもので、各学年、院生、教員も参加するようだ。
総勢30人ほどになるということだが、そこに経済研究科という
随分毛並みの違う俺が参加するっても、案外面白い。
英語文献の翻訳&要約も全訳並みに仕上げたので、よい発表ができた。
ジェントリフィケーションという都市内の特異な変化に
それまで経済学(新古典派)は関与しなかったが、
1990年代になって、漸く目を向けるようになったようだ。
むしろ、住宅というストックと家賃という価格などという要素があり、
そうした中で清算と消費、需要と供給という構図が見られてくると、
経済学的手法も取り入れる傾向になってきたのと、
そうした手法やアプローチを無視できなくなったというのが
本筋ではないかと思う。
それよりも、経済学という数式や一元主義的な学問に
抵抗感のある社会学志向者に、元々文学部志望の人物が、
どういう訳か経済学部に入ってしまい、何となく経済学をやりながら、
多少とも経済学の面白さや手法を知っている中で、
文学部に潜り込んで、経済学の薀蓄(うんちく)を述べている。
もっと早く大学に居たらならば、
ハイブリットな研究者になれたかも知れないな〜。
放課後は、明日の対策で学情に篭る。
こんな本を見つけた。
読書案内 歴史の謎にせまる3000冊―邪馬台国からケネディ暗殺まで
- 作者: 日外アソシエーツ
- 出版社/メーカー: 日外アソシエーツ
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書物のインデックス本である。コンナの好きだな〜。
借りて読んだら、また変な方向に行きそうなので、
備忘録にしたためて、夏休みにでもジックリ読んでみよう。
あと、ゴキブリが本格的に登場し始めたので、
毎年恒例のホイホイを2部サークル棟に配備した。
- 作者: 瀬戸口明久
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
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22時03分下校
22時28分帰宅