昨夜の晩から時々風がキツイ。今日の昼間もそういう時があった。
後期からの時間割を、ある程度確定しようかと思い思案していた。
やはり専修免許状取得なら、あと24単位くらいは必要であるらしい。
と言う事は、いろいろ合わせると修了単位は60単位超になる。
既に修了要件の単位数はあるので…何だかね。(-_-)ウツダ
そうそう、学情でいい本を見つけた。
写真で綴る昭和30年代農山村の暮らし―高度成長以前の日本の原風景
- 作者: 武藤盈,須藤功
- 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
- 発売日: 2003/03
- メディア: 大型本
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撮り続けた記録の写真集で、主に撮影場所は長野県と埼玉県である。
農村の風景というよりも、農村や山村の人と土地の風景誌というような、
自然体で屈託の無い写真が多い。殆どの写真に人が写っているのだが、
その人々には妙な警戒心や構えも無く、見た感じで柔らかい印象を与える。
撮影者は行商をしながら撮影したようなので、そのような自然体な
写真が撮れたのかも知れないが、こうした昭和30年代を拝見する上で、
昭和回顧(懐古)であるとか、ノスタルジーであるとかという
先入観があったとしても、その人の生活と土地の昭和時代の風景写真として
素直に楽しめる本である。
「ああ、昔はコンナンだったんだなぁ〜」とか「こんな生活してたんだなぁ〜」
というような印象を持つに違いない。
今までいろいろと、昭和の高度経済成長期前後の写真を見てきたが、
この一冊は、これまでとは違う印象と感想を持たせてくれたもでのある。
単にノスタルジーで語る、感じるものでなく、あの当時の生活と風景を
教えてもらった気がしたような、不思議な写真集である。
一読をお勧めする。