戦前期大阪の借家争議や都市計画について少し深く調べることにした。
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政策的・社会的にもそれまでにない対応が見られる。
交錯争議や借家争議は都市と郊外の関係で発生する
経済的原因による生々しい対立である。
都市計画という面での開発規制を先手王打って法案化することで、
無秩序な都市化を抑制し、都市が本来もつべきアメニティの向上を
成功させることができ、そこで行政としてはきめ細かい社会政策を
効果の現れる形で行ってく。そうしたことが戦前期大阪で見られる。
社会・経済・地理が上手くミックスした出来事として、
それをどう論理的に述べられてているのか知ることも大事。