大学とはどうあるべきか

水曜日は1日中学内に居れる曜日である。
いろいろ課題を抱えてアタマは痛いが、不思議とハラは減る。
事務のY氏とネコ談義しながら学食を食ってると、
経済学研究科でお世話になった先生が登場して、いろいろ談義していた。


大学を変えるのには、どうしたら良いか?
面白い学生を集めるのには、どうしたら良いか?
大学という場で一種「突き抜けてる」人材を得るためには、どうしたら良いか?
大学教育とはそもそも、どうあるべきか?



などなど、ココでは言えないこと等も含めて話していた。
日本においては独特の新卒一括採用と年功序列というシステムがあり、
そのシステムが学部どころか大学院まで影響が浸透している。
大学は就職予備校化・専門学校化していることは、
私が二十歳代の頃よりも、かなり強力になってきているとは思う。
そもそも大学に来た訳と出所が、一般学生や院生とは異なるのだが、
大学って世間と違って、「就職する」ということには手厚いなぁ〜と
いつも思う。


たった一度の人生、いろいろやってみるのが面白いと思うのは、
先の手厚い環境の恩恵を受けなかった人間の僻みでもある。
だが、用意された延長線路、滑走路を飛んだ気になって走り続けてても、
脱線したり、離陸に失敗したら何の意味も無い。
いろいろ知って、経験して、より他の事をやれることが
大学生の特権であると思う。
社会に出て、結婚して、子どもができると…マジでホント何もできないよ。


門限近くまで居て、また親ネコがメシの催促に来たが、
一号館のハナにやってしまったので残念。

大学とは何か (岩波新書)

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大学教育について (岩波文庫)

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